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昨年の六月は低温になり生育が一時停滞、生育期に見られる黄緑色の葉がややくすんでいます。
気温上昇にともない、生育旺盛となり色濃くなっています。
畦間が塞がってきています。
畦間がほぼふさがっています。 開花期です。この時期の少し前に生育を見て追肥の要否、施肥量を考慮し行います。
しゅまり小豆はつる性で過繁茂しやすく、倒伏すると、絡まって収穫困難になります。
2016年八月のしゅまり小豆。農薬防除出来ることなら行いたくないものです。防除を行う生産者自身が最も接しており、行うごとに手間と生産コストが、かかります。最も農薬取り締まり法、トレーサビリティー、に準じて行わなければなりません。
開花後、花弁の付け根から莢が延びてきて花は落下します、しかしこの時期の降雨により花弁が落下せず莢の先に付いたまま水分を含んでいると、灰色カビ病の発生原因となります。また登熟初期の柔らかい莢にはマメノメイガという蛾の幼虫が食害します。被害が起こる前に適期に予防します。
2016年八月中に4回の台風が上陸しました。
下部に成長した莢がなっています、中部には花が落下して間もない針のような莢がなっています、上部には花がついています。下部の莢が熟してもなお上部に花が咲き続ける品種です、遅くに咲いてできた莢は種の保存本能により作物の体力減退に伴い落下してしまい、製品とはなりません。色ムラの出やすい品種ですが製餡にすると独特の色合いと風味豊かな貴重種です。
花咲も終わり、下部は熟しています、葉が黄変しています。
、かなり黄変しています。下部は熟し、上部の子実肥体に残された体力をつかいます。
かなり全体に熟しています、最上部には最後に咲いた花により遅れてついた莢がまだ青々としています。葉が落ちてきて繁茂していた畦間が見えてきました。この後さらに上部が熟し、落葉し、下部が過熟にならないところで収穫です。